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子だくさんナースの健康ブログ

健康メモ的ブログです。家族の健康を守るため、日々健康情報を収集しております。

【国内死亡例も】カタツムリによる死の感染症にご注意下さい。

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こんにちは~うさぎです。

今回はカタツムリの感染症について。

 

田舎暮らしのナースうさぎは虫に囲まれて生活しています。カタツムリもそのひとつで雨の多い時期には大量発生します。子供が触ったりするんですが、これが結構危険なことなんですね。

 

カタツムリの体内には線虫(せんちゅう)という寄生虫が住んでいることがあります。それが人間の体に入ると死亡することもあるんですね。今回はそんな危険を回避するためのコツをお伝えしていきたいと思います。

 

目次

 

カタツムリの体内に住んでいる寄生虫って?

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出典http://parasiteworm.web.fc2.com/parasite_worm/worm/senntyuu/koutou.html

広東住血線虫( かんとんじゅうけつせんちゅう)という寄生虫です。

もともとネズミに寄生している虫ですが、その幼虫はカタツムリやナメクジの体内にいます。それが人間の体内に入ると髄膜炎などの危ない病気を引き起こし、最悪死にいたることもあります。

 

その寄生虫はどこに住んでる?

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広東住血線虫は、熱帯・亜熱帯地方と呼ばれる気候的に暑い地域に住んでいます。

 

台湾、タイ、インドネシアなどの東南アジアです。日本では沖縄などに多くみられますが、日本全国の港湾などのネズミやカタツムリ、ナメクジなどからこの寄生虫が検出されています。船や荷物にくっついて運ばれるので全国どこにいてもおかしくないわけです。

 

その寄生虫はどんな動物に住んでいる?

ネズミ、カタツムリ、ナメクジ、タニシ、カエルなどからこの寄生虫が検出されています。

 

寄生数が多いという意味で危険なのはアフリカマイマイという大型のカタツムリです。

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その寄生虫はどうやって体内に入る?

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普通に口から入ります。ナメクジを触った手でおにぎりを食べるなど、色々なケースが考えられます。

 

その寄生虫に感染したらどうなる?

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ヒトの体内に侵入した幼虫は、全身にめぐり、やがて脊髄や脳などに集まります。そして髄膜脳炎(ずいまくのうえん、脳の炎症)を引き起こします。

 

髄膜脳炎を起こすと、頭痛、発熱、顔面マヒ、四肢マヒ、昏睡、ケイレンなどの症状が出ます。 幼虫が体内に入ってから2週間以上あとに髄膜脳炎が引き起こされるようです。

 

日本での感染例は?

全国各地で少なくとも54例(2003年8月現在)が報告されています。

沖縄県で女児(7歳)が我が国で初めて広東住血線虫による髄膜脳炎で死亡しています。

 

感染を避けるにはどうしたら良い?

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野ネズミ・カタツムリ・ナメクジ・タニシ・カエルなどに触れないようにしましょう。もし触れてしまったらよく手を洗いましょう。

(大きなカタツムリを珍しがって触り、キャッチボールのように投げて遊んでいた青年が髄膜脳炎を引き起こした例もあります)

 

・カタツムリ・ナメクジ・タニシ・カエルなどを生で食べないようにしましょう。

(ちなみに火を通せば寄生虫は死にます)

 

・キャベツやレタスなどの生野菜はよく洗ってから調理しましょう(ナメクジがいたり、そこを通った可能性があるので)。

 

・2次感染を防ぐためにまな板、包丁などを清潔に保ちましょう。

 

 

 

今回は恐い寄生虫について解説しました。国内の感染例は少ないものの、温暖化の影響と国際流通の発達で、寄生虫の危険は今後も増していくものと考えられます。

 

とはいえ過度に怖がる必要もありません。むやみに上記の生き物に触らず、食事前には手を洗うなどの習慣を守っていれば感染の危険性は低いのではと考えます。

 

逆に日本を除くアジア地域では感染例が多く、海外旅行では十分注意して下さいね。