読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

子だくさんナースの健康ブログ

健康メモ的ブログです。家族の健康を守るため、日々健康情報を収集しております。

花粉症の目薬で失明の危険?寝てる間に進行する病気の話。

 

ステロイドの目薬の副作用

 

 

f:id:ai4106:20170217173609p:plain

 

 

 

こんにちは~うさぎです。

今回は花粉症の方にとってちょっと恐い話。

 

 

 

目がかゆいのでだんな(←薬剤師)に相談した時の話。

 

 

うさぎ「花粉症の何がツライって、目のかゆみだよね。」

 

 f:id:ai4106:20170122143633p:plain

 

薬「そう。例えばアレルギーの飲み薬はくしゃみ・鼻水を止めるのは得意なんだけど、飲み薬では目のかゆみはなかなか取れないんですよ」

 

 

 

花粉症の飲み薬のメリット ⇒ くしゃみ、鼻水によく効く

 

花粉症の飲み薬のデメリット ⇒ 目のかゆみに効きにくい

 

 

 

うさぎ「こないだ耳鼻科で目薬もらったから良いけどね。ただ、もらった目薬、ステロイドの目薬だった。。

 

 

f:id:ai4106:20170211143547p:plain

※イメージ

 

 

薬「はあ。」

 

 

 

うさぎ「あんまりステロイドって体に良くないでしょ?」

 

 

 

薬「そうだねえ。長く使ってると白内障緑内障の危険はあるけどね。」

 

 

白内障⇒目のレンズが白く濁る病気。治る薬は存在しない。手術により眼内レンズを交換するしかない。

 

緑内障⇒眼球の圧、眼圧が上がる病気。目の神経が痛んで視野が狭くなったり、放置すると失明する。一度失った視力は元には戻らない。

 

 

うさぎ「こわ((((;゚Д゚)))))))、どうしよう。。」

 

 

 

薬「どうしようってゆうか、ステロイドの目薬の副作用の頻度って知ってる?」

 

 

 

うさぎ「当たり前でしょうが!知りませんよ(←おバカ看護師)」

 

 

 

薬「ステロイドの目薬の緑内障などの副作用は、だいたい0.1パーセント未満、1000人に1人いるかいないかぐらいですね。」

 

 

 

うさぎ「ああ、そうなんだ。少し安心。ステロイドって何か怖いイメージあるからね。」

 

 

 

薬「それは本当はなんですよ。」

 

 

 

うさぎ「どうゆうこと?」

 

 

 

目薬を使わない方が怖い。

 

 

 

うさぎ「は?何それ?どうゆう意味?」

 

 

 

薬「目がかゆい時に目をこするでしょ?その時の圧力ってどのくらいか知ってる?」

 

 

 

うさぎ「知りません。」

 

 

 

薬「目をこする時、眼球にものすごい圧がかかってて、緑内障網膜剥離の原因になってるんですよ。」

 

 

緑内障⇒眼球の圧、眼圧が上がる病気。目の神経が痛んで視野が狭くなったり、放置すると失明する。一度失った視力は元には戻らない。

 

網膜剥離(もうまくはくり)⇒眼球の内側の膜がはがれて視力が低下する病気。放置すると失明する。治す薬はなく、手術するしかない。

 

 

うさぎ「網膜剥離ってボクサーがなるもんだと思ってた。。」

 

f:id:ai4106:20170122143701p:plain

 

薬「網膜剥離はボクサーの病気じゃなくて加齢による中年~老人の病気です^_^;」

 

 

 

薬「ボクシングや格闘技など目に強い衝撃がくるスポーツも、もちろん網膜剥離になりやすいんだけど、目をこすり続けることでも網膜が痛み、やがて網膜がはがれて、視力の低下、失明の危険もあります。

 

 

 

うさぎ「私を含め、ステロイドは怖いってゆう人がいるけども、目をこするのが危ないなんて。。」

 

 

 

薬「ステロイドは怖い。それはある意味正しい。でもステロイドの副作用の確率なんてほんの少しなんですよ。ステロイドの目薬を使うのをガマンして、目をこすってしまい、逆に失明する危険のある病気の確率が上がってるんですよ。」

 

 

目をこすり続ける危険度 >>> ステロイドの目薬の危険度 

 

 

 f:id:ai4106:20170122143633p:plain

 

うさぎ「なるほど。目をこすらないように注意だね。子供にも言っとかないと。」

 

 

 

薬「日中はそれで良いけどね。夜中は無意識にすごい力で目をこすってるんですよ。」

 

 

 

うさぎ「そうか、やっぱり目薬は必要だね。じゃあ、ステロイドの目薬じゃなければ良いんでしょ?」

 

 

 

薬「そう。ステロイド以外はまだ安全。でもステロイド以外の目薬は、夜中の目のかゆみは取れにくいんですよ。ステロイドの目薬がやっぱり効果が高いので医師は使いたがる。」

 

 

・副作用は

 

ステロイドの目薬  >> ステロイド以外の目薬

 

 

・効果は

 

ステロイドの目薬  >> ステロイド以外の目薬

 

 

 

うさぎ「なるほど。でもステロイドの副作用が怖いって人の気持ちもわかるけどなあ。。」

 

 

 

薬「そのステロイドのリスクは回避できるんですよ。」

 

 

 

うさぎ「え?どうやって?」

 

 

 

薬「眼科で目薬をもらえば解決します。」

 

f:id:ai4106:20170122143738p:plain

 

薬「眼科は目薬をくれるだけじゃないでしょ?眼圧の検査(目に空気がバシュってくるヤツ)があるし、網膜を見る検査もしてくれるし。」

 

 

f:id:ai4106:20170217174610p:plain

 

 

薬「どのくらいの期間・頻度で、どの濃度のステロイドの目薬を使ったら眼圧が上がりやすいのか、今の症状に本当にステロイドの目薬が必要か、他のアレルギーの目薬で対処可能か、眼科の先生は良く知っています。」

 

 

 

うさぎ「そ、そうか。眼科は目の専門だもんね。」

 

 

 

薬「逆に、内科耳鼻科を受診した時、花粉症などで目がかゆいと訴えたら、ステロイドの目薬を出してくれる先生がいるけど、親切で優しいなあ、と思う?」

 

 

 

うさぎ「親切で優しいなあ、と思う。こないだ耳鼻科で目薬もらったし。助かりました。」

 

 

 

薬「親切で優しい。。だけの認識ではちょっと危ない。」

 

 

 

うさぎ「なんで?」

 

 

 

薬「内科や耳鼻科に眼圧を測る機械はないよ。網膜も見てくれないでしょ?」

 

 

 

うさぎ「た、たしかに。。」

 

 

 

薬「もし、ステロイドの目薬で緑内障や網膜剥離の副作用が出ていても、痛みのない病気だから、気づかずにどんどん進行してしまうんだよ。」

 

 

目に関して

 

・内科 ⇒ かゆみ・赤みなどの症状だけを見て目薬を出す

 

・眼科 ⇒ かゆみ・赤みなどの症状と、目の状態を見て目薬を出す

 

 

 

うさぎ「そうか、目薬をもらうのはやっぱ眼科が良いのか。じゃあ、そんなリスクのあるステロイドの目薬を、なんで眼科以外の内科耳鼻科の先生が出すの?

 

 

 

薬「その理由は3つあって、

 

・患者さん本人の負担を軽減するため。みんな仕事とかで忙しいし、費用の面も。

・ステロイドの目薬は副作用の頻度が少ない。1000人に1人くらい。

・花粉症は短期間で終わるからステロイドの目薬の使用期間が短い

(ステロイドの目薬により上昇した眼圧は、通常、目薬をやめれば元に戻る) 

 

こうゆう理由で内科や耳鼻科の先生はステロイドの目薬を出してくれるんです。」

 

 

 

うさぎ「なるほど、先生もちゃんと考えてるんだね!」

 

 

 

薬「そうです。ちゃんと考えてくれてます。だからこそ私たち患者は適切な受診と適切な薬の使い方を知っておく必要があります。これは自己責任になってきますから。」

 

 

↓今回のまとめ↓ 

 

 

今回のまとめ

 

 

話が長くてわかりにくくすいません。まとめを箇条書きにします。

 

 

目をこすることは危険。日常的に目をこすると緑内障や網膜剥離の原因になる。

 

・目のかゆみがあれば、市販の目薬を使う。それで治まらない場合は眼科を受診すべし。

 

・とくに発達段階である子供の目のかゆみは放置してはいけない。危険度が高いので(眼科を受診したらすでに網膜剥離だった、なんて子供もけっこういるらしい)。

 

・目をこするのは、まぶたのかゆみが原因であることも多い。アトピーやその他湿疹など。この場合は眼科でなくまずは皮膚科へ行く。

 

・自分の出された薬がステロイドなのか、そうでないのか、よく薬剤師さんに確認する。

 

・ステロイドの薬は適正に使っていればほぼ副作用は出ない。いけないのは自己判断で長期にわたりダラダラ使用すること。これでは緑内障などのチェックができず、副作用が進行してしまう。

 

・ 目のことだけで言えば、目のマッサージも控えめにする。とにかく目をぐりぐりすること自体、眼圧が相当上がっています。

 

 

 

かくいう私も”目こすり”の常習者。日中はそうなくても夜中に目をかいてて目が覚めることもあります。目がかゆい時にぐりぐり目をこすると気持ち良いんですよね~、ってこれが危険らしい。

 

皆さんも、そして特に子供の目こすりにご注意お願いします。小学校とかでも、もっと啓発して欲しいんですけどね(記事下にFacebookボタンがありますので必要ならシェアお願いします)。

 

 

 

 ※この記事をシェアしていただくことで、目こすりによる危険な眼病が少しずつでも減らせるかもしれません。ご協力お願いします。

 

 

 

ではまた次回!

 

↓ブコメより↓

 

id:zubora_mom

抗ヒスタミン成分入ってる市販の目薬よりもステロイド入りの処方目薬の方がいいんでしょうか。いずれにしても眼科行こう。

⇒市販の目薬をお持ちでしたらとりあえず使ってみて下さい。花粉症の目のかゆみは強烈ですが、効くかもしれません。効かない場合はすみやかに眼科を受診するのが良いと思います。

 (追加)

抗ヒスタミン薬入りの目薬、ステロイド入りの目薬、どっちも使ってみての私の印象ですが、ステロイド入りの方は劇的に効きます。正直、もうこれしかない!って感じですね。

ステロイド入りの目薬の代表的なのを挙げておきます。

 

f:id:ai4106:20170217221311p:plain

フルメトロン

 

f:id:ai4106:20170217221401p:plain

フルオロメトロン

 

f:id:ai4106:20170217221336p:plain

ピトス

 

f:id:ai4106:20170217221321p:plain

オドメール

 

これらの成分はほぼ同じで、これ以外のでも、いわゆるステロイドの目薬なら効果は一緒です。よく効きます。

 

 

 

↓ 花粉症の関連記事↓