こんにちは~うさぎです。
寒い日と温かい日が交互にやってきて、何だかわからない気候ですね。
さて今回のテーマはノロウイルス。
かかったことありますか?
かかったことのある人にしかわからない辛さがありますよね。
気分悪いし、食べられないし、吐くし、下痢するし。
近所のおじさん「水分摂って寝てりゃいいんだ!」
いやいやいや、
寝てられないんですって。
吐きそうな時に寝てられないでしょ?
寝ながら下痢できないでしょ?
すぐ吐くんだから水分摂れないでしょ?
というわけでノロはツライんですが、
かかってしまった場合は、本人には頑張っていただいて(笑)、
家族がノロにかかった場合、必要なものをあらかじめ
そろえておきたいですよね?
それを今回ご紹介したいと思います。
あ、ちなみに私はナースをしてまして
外来・入院患者さまの色々な上・下・その他の噴出物を処理してきた経験から
このような企画を立ち上げた次第でございます。
ノロウイルスおさらい
知ってる人はスルーして下さい。おさらいです。
ノロウイルス(感染症)とは?
・子供から現役世代、高齢者までどの年齢層にも起こり得るウイルスの感染症。
・急性の胃腸炎を引き起こす。
・1度かかればもうかからない、といったことはなく何度でもかかります。
・ピークは冬場。11月~2月。ただし年間を通して全国で発生する。
・ノロウイルスは乾燥や熱に強い。床などでも長期の生存ができる。
・ 感染力が非常に強く、わずか数個のウイルスで感染し発症する。
どんな症状が起こるか?
・「腹痛・下痢・吐き気・おう吐」の症状を引き起こす。
・潜伏期間は12〜48時間。
・胃をひっくり返すようなおう吐・吐き気が突然、強烈に起きる。
・発熱は約37〜38℃
・発症後、通常1〜2日程度で症状は治まる。
・下痢は水様性で、重症例では1日に十数回も見られる。
・その他の症状は、発熱、筋肉痛、頭痛など。
それではメインテーマに参ります。
ノロウイルス対策にはこれをそろえるべし
1 使い捨ての手袋
おう吐物を処理する場合は終始必要です。
2重、もしくは3重に付けますから20枚は必要です。
素材はビニールとゴム製がありますが、一番下にゴム製、
その上にビニール製を重ねるのがオーソドックスな装着です。
下(素手に近い方)からゴム⇒ビニールの順に。
もしくは
下(素手に近い方)からビニール⇒ゴム⇒ビニールの順に。
2 キッチンペーパー
おう吐物を取り除いたり、床や壁を拭いたり消毒するのに使います。
1回の処理で20枚は必要です。
1枚1枚取り出せるティッシュボックスタイプが良いでしょう。
3 ごみ袋 大・小
大きいのはおう吐物を捨てる袋です。
1枚は汚物を直接入れる袋、2枚目はそれを包む用。
1回の処理で2枚は必要。
小さいのはおう吐物を処理する際のクツカバーとして使います。
※ブカブカの靴下を履く感じです。
1回の処理で2枚は必要。
4 使い捨てマスク
吐いたものは乾燥するとウイルスが空気中に舞い上がります。処理する側が感染しないよう、処理中だけでなく患者と接するときにもマスクを装着します。通常20枚入り、あれば1箱50枚入りを買っておきましょう。
5 使い捨てエプロン
おう吐物を処理する際、気づかないうちに処理者の服にもウイルスは
付着します。
使い捨てのビニール製のエプロンか、ガウンを用意しましょう。
これも5枚くらいあった方が良いでしょう。
あ、でもねダイソーなど100均のエプロンは下半身が短いやつなんですよね。
だから思い切って
これでもいいです。レインコートか、ポンチョです。
6 塩素系漂白剤
塩素系漂白剤の有名どころでは「ハイター」ですね。これもほぼ同じ成分のやつが
ダイソーに売ってます。「ブリーチ」という名で売ってます。
塩素系漂白剤がなぜ必要か、それはノロウイルス野郎にアルコールは効かないんですよ。アルコールではノロ野郎は死にやがらないんですよ。
ですので塩素系漂白剤が必要です。どのくらいの濃度が良いか?
それは!!⇒本体横に書いてあります(笑)
ブリーチの説明の文字が小さくて読めない(←早くも老眼)
参考までに、
【便や吐物が付着した床などを拭く場合は】
水1リットルに漂白剤20ml(本体のフタのキャップ1杯)
【衣服や器具などのつけ置き、トイレの便座、ドアノブ、手すり、床等】
水1リットルに漂白剤4ml(本体のフタのキャップ5分の1杯)
これが目安となります。
7 バケツ 大2個・小1個
バケツ大のひとつ目は、おう吐物の処理用です。おう吐物は直接ビニール大に入れますが、
実際にしてみるとけっこう扱いにくいものです。バケツにビニールをかぶせて
そこにおう吐物、汚物を入れると作業がはかどります。
バケツ大のふたつ目は、消毒液を作る用に。
5リットル以上のバケツがよろしいです。上の画像のバケツが5リットル。
バケツ小は吐くのを受ける皿です。桶(おけ)でも良いかもしれません。
吐いてそこらへんにまき散らすより、吐いたものをタイミングよくナイスキャッチする方があとあと楽です。
8 スポーツドリンク
ノロウイルスにかかったら最低半日はまともに食事ができませんから、スポーツドリンクを用意しておきましょう。いざという時に買い置きがなかったりします。
1日に飲む目安は成人で約1リットルですから、
1日に500mlのペットボトル2本は必要。症状が1~2日続くとして3~4本は用意があるといいですね。
ちなみにスポーツドリンクは家にあるものでも作れるので、
その場で作りたい方はこちらを参照して下さい↓
「ふう、これでいつノロウイルスにかかっても大丈夫だ。。」
いやいや違うでしょ!
ってことで最後に予防法です。
こうすれば大抵防げるノロウイルス予防法
・手洗いうがいを徹底する(帰宅時、食事前、トイレのあと)
・貝類を生で食べない。
・貝類はしっかり加熱する(中心部90℃で90秒以上)
・包丁、まな板などをしっかり消毒する(上記の塩素系漂白剤の濃度でOKです。)
実はね、これを徹底してもどうゆうわけか、どうゆう経路かわからないけどノロウイルスにはかかるんですよ。そのときに必要なもの、上記1~8をぜひメモってダイソーにお越しくださいませ。
あ、すいません。別にうさぎはダイソーの回し者じゃないです(^∇^)
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では次回!